今更なんですが記念に残しておきたかった為INC サンシリーズにおいて最高1799で終了した構築です。
ひまたた杯でも使用してました笑
GSルールが始まり環境も何も分からない状況で構築に迷ってるところ鹿児島勢のぷりんさん(チョココロネさん)が4thGS世代のご友人の為に組んだ構築として某サイトで回してるのを見て強そうだと思ったのでパクッ...参考に自分も回してみたところかなり感触が良く自分も考察してみることに。
この構築はポケモンワールドカップで日本代表と対戦した海外の方達が使用してた(どこの国か忘れた)トルネオーガ所謂、しょうもな6と呼ばれる構築が今後流行るのが予想された為、イージーを取るというのが前提として組まれてます。(流行ってくれたの有難かった)
https://replay.pokemonshowdown.com/gen7vgc2019sunseries-820419598
ワールドカップでのvsじーんの試合↑
特性により行動保証のあるルナアーラでトリックルームをはり、鉄球カイオーガの潮吹きで全てを破壊する構築。
相手の猫騙し等でトリルターンを稼がれるのを防ぐ為、そして単純に火力のあるカプ・テテフを相方に据えトリル下ではカイオーガ、ルナアーラ、眼鏡レヒレで盤面を制圧するようにプランニングしていくのを考えていきます。
以下、個体解説
ルナアーラ@サイコシード
冷静 243(244)ー✕ー110(4)ー207(252)ー128(4)ー91
特性ファントムガードによりイベルタルの攻撃以外は一撃耐えてトリックルームするポケモン。攻撃の相性補完がカイオーガと非常にマッチしている為、カイオーガルナアーラの並びをなるべく作れるように考えていく必要があった。またルナアーラを相手にするとワイガを勝手に警戒して弱い動きをしてくれる事が多く何を持ってるか分からないという点で非常に相手側からは厄介なポケモンだと感じた。相手の追い風に合わせてトリルを貼ると即降参を貰えるのも有難かった。
カイオーガ@黒い鉄球
守る/潮吹き/熱湯/雷
冷静 207(252)ー✕ー111(4)ー222(252)ー160ー85
この構築のメインアタッカー。潮吹きを何回通せるかが勝敗に直結します。その為、HP管理はなるべく大事にする必要があります。トリル下で甘えて突っ張ってきたガオガエンを何体も屠りました。技構成としては守る、潮吹きは確定で相手のカイオーガを倒す雷、いかにトリル下で勝負を決めるのかが大事な為技外しが致命的である根源の波動でなく熱湯を選択(相手を焼いたり、ワイガ読みもできるしね)
サイコフィールドで不意打ちを無効に出来るのも〇
カプ・テテフ@気合いの襷
控えめ 145ー✕ー200(252)ー135ー147(252)
サイコフィールドが本体のポケモン。挑発はほぼドーブル専用技です。元々サイドチェンジの枠はムーンフォースでしたが2好きさんのアドバイスによりサイドチェンジを入れたことによって相手の挑発を避けてサイチェントリルができるようになり勝率が上がりました。マジカルシャインは相手の襷やファントムガードを削るのに必須。カイオーガやゼルネアスに打つサイコショックは無難に強かったです。ルナアーラと合わせてショック×ショックでゼルネアスを倒したりしてました。トリル下でなるべく早くカイオーガを降臨したいためできれば早めに倒されて欲しいポケモンです。よくファントムガードを削りにルナアーラ方向に集中してきた攻撃をくらって倒れてくれました。王者の印投げつけルンパッパもサイドチェンジで躱す!
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
冷静 177(252)ー✕ー136(4)ー161(252)ー150ー81
ここまでで相手の催眠対策が薄いために入れらたサポートポケモン...かと思いきやゴリゴリのアタッカー実はガオガエン以外には氷技の通りが良いルールであった為晴れ下での潮吹き+冷凍ビームでグラードンを倒したりイベルタルやジガルデを倒してました。濁流でなく熱湯な理由はカイオーガと同様外しが致命的となる為です。(眼鏡レヒレとか2017かよ...)
カイオーガを考えるなら草結びでもよかったですが相対的なダメージ効率を考えるとマジカルシャインでokです。相手が深読みして挑発をうってきたりゼルネアスがジオコントロールしてこなかったりしたのでドヤ顔で殴ってました。
ガオガエン@突撃チョッキ
慎重202(252)ー136(4)ー111(4)ー90ー144(164)ー91(84)
この構築内唯一の物理アタッカー。Sをかなり早く設定している為、相手のガオガエンより早く猫騙しが打てトリル下では相手のガオガエンのバークアウトを受けながら後攻とんぼしてカイオーガを降臨させてました。テテフはトルネオーガとオーガルンパ専用な為ガエンが先発での基本選出になります。
ちなみにINCで0.1%存在した臆病ガエンはぷりんさんのご友人が使用されており、Sも(確か)102まであげてたらしいです。自分で自傷を負うのが気に食わないという理由でフレアドライブもオーバーヒートにして上からグラードンを焼いてたとのこと(なんじゃそりゃ)
モロバレル@メンタルハーブ
守る/イカサマ/怒りの粉/キノコの胞子
臆病201(92)ー✕ー111(164)ー105ー100ー90(252)
ウルトラではたまに見る最速バレル。猫騙し持ちにしばられないように守るを持ち、相手のガオガエンの上から胞子で眠らせてました。クロバットや他の挑発持ちに対して怒りの粉トリルでメンハ発動してトリル下で暴れたりします。攻撃技についてはネクロやルナアーラ、構築的に重いカミツルギ、ナットレイへの打点としてイカサマを採用。仮にバレルが1ターンで倒されてもトリルターンを消費することなくカイオーガ展開できる為出来れば集中で落とされて欲しいです。 配分はPFなしルナアーラのサイコショック耐え。防塵ゴーグルクロバットやめてくれ~
感想
incのときにまったく同じ並びで
勝海さんの構築がさらに完成度を
上をいってきて萎えました
自分はムーンシリーズではグラゼルネが強いと考え、トリルルナオーガの採用は見送りましたがこの構築をベースにましゅまろ。君が抜けたり
http://marshmallows1105.hatenablog.com/entry/2019/02/25/090603
ましゅまろ。君の構築記事↑
ジェラールさんやファイナルさんが同様に完成度の高いトリルルナオーガ構築を使ってたのを見ると自分ももう少し詰めた方が良かったよな~と軽く後悔してます。そのうちムーンで使ったグラゼルネも思い出として記事にあげたいと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました!