町内最強よりやや誇張した"九州最強"ですね
今更ながらの構築シリーズ。
ムーンルールにおいて九州VGC界隈で作った共有構築になりますが各々の好みによりガエンの配分など細部での違いがありますのでケースィverとさせて頂きます
僕は1750~60くらいをウロウロしての爆死でした!泣
構築経緯。
サンルールでルナオーガを使用していたが今後はZの追加により同じ系統のものがさらに増えるのに加え、同速ゲーになるのを嫌ってルナオーガはましゅまろ。君に託して別のを握ることにする。
サンルール終了直後にあった(12月)宮崎大学ポケモンサークルあさのひざしが主催のひなたオフではムーンでの対戦となっており、直前まで何を使うか迷ってたところ
サン抜けでのじーんとアルカナさんの構築を見て慎重吠えるグラードン+ゼルネアスの並びはZが解禁してもなお強いと感じオフにぶっつけで本番で持っていく事に。
結果
卍全勝優勝卍
決勝では同じ慎重グラを使ってたぺぃぺぃが勝ち上がってたのでこの構築はムーンでも安定すると感じた
(オフにトルネオーガいないと思ってたからバレルの枠を適当にアマージョにしたけど1回も使わなかった)
いずれアルカナさんが記事を書かれることは分かっていたが同時期にコウヘイさんも慎重グラ+ゼルネアスの並びを使われてるのをみて一緒に練っていくことに。
がにゅーオフ
コウヘイさん、ゆとりさん、自分でゼルネアスやガオガエンの細部の調整を変えながら大きくは共有段階で以下の2点を変更する
・コケコを電気Zから、スカーフのポケモンやZで一撃で落されず対応出来るように気合いの襷へと変更
・グラードンをピンチベリーからワイドガードのケアや威嚇込みでもガオガエンを飛ばせるように地面Zに変更
結果
トナメ上位はグラゼルネコケコガエンバレルに+フシギバナ、ウルガモス、ツンデツンデが入賞することとなった。
決勝でのコウヘイさんvsScarさんではScarさんのウルガモスが全てを焼き払って圧倒的に優勝するのを見てフシギバナはムーンでは通用しないと感じた。
流石に慎重グラは認知はされてない状況だった為、晴れ下でカイオーガの潮吹きZを耐えたりして度肝を抜いていた。(まあ、人の構築のパクリですけどね)
がにゅーオフ修了後試しにウルガモスにして暫く回してみる。
相手のグラードンに対して圧倒的に強かったりカミツルギの攻撃に受け出して火傷させたり、吹き飛ばし、追い風等補助技はフシギバナにはないものであった
(グラに吠える入れてるからガモスに吹き飛ばしは要らないという考えはなし。様々な盤面でも対応できるようにゼルネアス対策は1つだけじゃ不安になる+怒りの粉を打って強い盤面が想像つかなかった)
追い風展開された後の相手グラードンやランドロス受けだせなく地面の一貫がありすぎるのが気になってくる。グラードンが鉢巻なら受け出した瞬間ガモスがワンパンされる。また、がにゅーオフ後よりウルガモスミラーが多発するようになり同速Zの打ち合いがしょうもなくなってきた為、ガモスの枠を新たに考える事に。
・グラードンに強い
・浮いている
・ゼルネアスに強め
ここに重点を置いて新たに上げられたのが
サンパワーリザードンであった。
カプ・コケコに対してはリザードンは弱いというデメリットはあるがそもそもコケコの電気技を読んでグラードンでキャッチすればコケコは問題なく感じる場面が多かったので気にならなかった。
Zならどっちみちガモスも倒されるし、変にガモスをZ耐えとかの調整にしたらそもそもの強みがかなり薄まるから弱いと考えた。
フシギバナ、ウルガモス、リザードンを回してみたところの個人的感想
・ゼルネアス、グラードンを命の珠ならめちゃめちゃ削れる
・カプ・コケコ、カプ・テテフに有利(晴れ下)
・水タイプへの受け出しはそこそこ安定。
・めざ炎があると言っても鋼タイプが重い。テッカグヤ無理
・ほぼミラーでしか出さないがウルガモスやリザードンに弱い上にフシギバナミラーが不毛。
・技構成は守る/へド爆/草結び/めざ炎で完結しているが役割が多くなりがち。
(フシギバナの眠り粉は命中不安もありそもそも上からの催眠は次のターンの最速起きもケアもしないといけないのが弱い)
・グラードンを炎Zで上からワンパン。
・補助技が豊富(吹き飛ばし、追い風、怒りの粉)
・ガオガエンに晴れフレアでしばかれる。
・補助技が多い故にオバヒワンウェポンなりがちで
オバヒを透かされたら腐る
・グラへの受け出しが安定しない。
・慎重グラードンと組ませるよりは鉢巻や珠グラードンと組ませてで追い風してビートダウンした方が強そう
・サンパワーでの火力がえげつない
・守る/追い風/熱風/オバヒで完結してる為、炎技を打ち分けることができる
・ウルガモスとZの打ち合いをしても勝てる
・地面の一環を切ることができる
・H振りだけのガオガエンなら少し削れば晴れ炎Zで倒せる(HP満タンでも乱数で倒せる)
・一見するとデメリットのサンパワーだが自傷により退場することで裏のポケモンを安全に出せたり、追い風ターンを無駄にしない
・フシギバナと違い水タイプが多い構築には選出しにくい(ウルガモスも同様)
・カプ・コケコに弱い
・単体ならゼルネアスに積まれた後の切り返しが難しい
特に自傷で倒れるところと、ウルガモスに強く、地面の一環を切れる、オバヒを仮に打ってもサンパワーで火力は十分にありCダウン後も腐りにくいところを評価してリザードン採用に踏み切る
1月
アルカナさんが慎重グラ+ゼルネの記事を公開
慎重吠えるグラードンが公になった。
この事によりミラーが明らかに増加。
しかし、ミラーに対する練度を上げれば良いという事とよほどキツイメタじゃなければグラゼルネはパワーとプレイングでねじ伏せる事が出来ると考えていた為そこまで逆風にはならないという事に。
何故か特殊環境なのに腕白ガエンも少し増えたのは笑った。(素ムンフォで普通にシバいたりした)立ち回り等を各々で回してみてから適度に皆で通話して中身を徐々に変えていき7割5分は取れるようになったところでINC!
以下個体解説
グラードン@ジメンZ
慎重 205(236)ー170ー160ー✕ー156(252)ー113(20)
守る/断崖の剣/剣の舞/吠える
本家のものより耐久を少し削ってSを上げました。
特殊耐久はギリギリなものになりましたが相手のグラードンが遅い場合は慎重型かもと認識できるようになるだけで全然違いました。 1度だけ相手のグラードンに吠える読み吠えるを決めました。
カイオーガへの攻撃の受け出し性能が高くゼルネアスのサポートする禁止伝説としては1番扱い易かったです。
ピンチベリーからジメンZにした理由としては瞬間火力とワイガ警戒と断崖を外したら負けの場面で確実に当てられるように。岩技がないために浮いてるポケモンに打点が何もないですが剣の舞がないと起点になりやすいです。吠えるは言わずもなゼルネアスとトリル対策
(補正をかけてないHDグラードンはカイオーガに受けだせないけど採用してる人は調整の理由を教えて欲しいです)
ゼルネアス@パワフルハーブ
控えめ221(156)ー✕ー115ー198(228)ー118ー135(124)
配分はバルドルさんのXY構築から拝借
http://barudoru.hatenablog.com/entry/2018/09/29/110036
ゼルネアスをいかに立てるかのプランニングが大事です。
控えめの利点としては積まなくても火力はかなりある点でありチョッキ以外のガエンなら+2ムンフォで倒せるようにCを伸ばしてます。相手のゼルネアス構築は上手く吠えてこちらのゼルネアスでジオコンを通していくイメージで動かします。
パワー系要介護者
リザードン@ホノオZ
臆病 153ー✕ー99(4)ー161(252)ー105ー167(252)
守る/熱風/オーバーヒート/追い風
数々のグラードンやツンデツンデ、フシギバナ及びウルガモスを焼いていった。incにおいてミラーを1度も落とさなかったのはこのポケモンのおかげだと思っている。瞬間火力が欲しかった為、2Z選出になるのがやや気になるが持ち物はホノオZに(木炭で試してみても良かったかもしれないがこの点は考察不足)1度だけ受け出してきたガオガエンがホノオZで吹き飛んでいって笑った。猫+サンパワー自傷で相手の技の圏内に押し切られ易いため猫騙し持ちへの立ち回りには注意を払った。晴れ熱風を連打してるだけでも相手に対して負荷をかけれる点が良かった。最悪、追い風して退場しても良いように立ち回るが場に残り続けるだけで勝ち筋が太くなる。たまに悠長に突っぱるゼルネアスもホノオZで飛ばしたりした。
ミラーを落としたくないため最速
ガオガエン@突撃チョッキ
慎重 202(252)ー136(4)ー111(4)ー✕ー144(164)ー91(84)
慣れている為、サンルールで使ってた配分をそのまま持ってきました。バークアウトは相手のカイオーガやゼルネアスを安易に後出しさせない、構築不利なテテツーに対しての対抗策としてよく使いました。調子にのって連打せずに蜻蛉返りとうまく使い分けをします。ドヤ顔格闘Zを耐えて切り返す点でも突撃チョッキは優秀だと感じましたがピンチベリーだったらなぁ...という場面も少なからずあったので好みでしかないですね。
カプ・コケコ@気合いの襷
臆病 (普通のCSコケコな為割愛)
守る/自然の怒り/ボルトチェンジ/挑発
コケコの10万ボルト・マジカルシャインは打ちたい相手があまりおらず、構築的に面倒なルナアーラに対して大きく削れる自然の怒りを採用(ちなみにこの案はサンルールで抜けてたねっちの意見から取り入れた。がにゅーオフではねっちがサンで使ってたのを参考に挑発の枠を吠えるにしてたが流石に意味不明すぎた)ゼルネアス対面は挑発から入ると負け筋に繋がりやすい為、ボルトチェンジor自然の怒りから入るようにしていた。また、避雷針入りのホウオウ構築にも自然の怒りはよく刺さった。何となくで最速で採用してたが最速理由がクロバットとの同速に勝つくらいしかない為、ボルトチェンジの火力を上げれる控えめ採用でも良かったかもしれない。持ち物が襷なのはスカーフカイオーガ等に対して無理やり動かせるようにするため。ルナアーラ構築には初手から挑発でS操作やワイガを阻止します
モロバレル@バコウの実
生意気221(252)ー✕ー90ー106(4)ー145(252)ー31
ヘドロ爆弾/草結び/キノコの胞子/怒りの粉
しょうもな6専用ポケモン。初手にゼルネと共に投げてカイオーガ方向に草結び、ゼルネがグラにバックでだいたいオーガを削ってオワオワリしてた。(仮にグラバック読まれて雨乞い潮吹き打たれても次のターンにゼルネ出して粉ジオコンで勝ちというルート)ヘドロ爆弾はカプ・コケコやガオガエン、トルネロスに対して良い削りとなってくれた。雨下潮吹き+暴風Zは乱数で落ちるため注意
立ち回り適当に書いてるけど窓内で模擬戦しながら立ち回りはかなり詰めました。窓全体の戦績としてはコウヘイさんがあと1足りないといったところでなんかまあ、グラゼルネの構築自体が逆境気味ではあったのかなぁと考察不足感が否めなかったです。あとホウオウ入りにかなり当たってほぼ落としてしまったという点も頂けなかったですね(ホウオウ入りの構築が軒並みレート低いってのが...)
複数人での共有構築というのを初めて行いましたが共有するにあたっては全員がモチベ高く、各々まわしてみて意見を言い合わないとよい構築はできないなと感じました。共有するってなったらただの乞食もいる可能性があるのでやるなら仲良い人達でやった方が良いですね。今回は、全員で試行錯誤しながら構築を作り上げましたがそれでも結果が出なかったのは単純な実力不足と環境考察が不足してたなと思います。あと、サンルールで見限ったルナオーガで抜けてる人が複数人いたのも自分の見る目のなさに萎えてましたね。
この構築そのものは思い入れあって良い経験となったと思います(こなみ)
参考元
http://alcana10906.hatenablog.com/entry/2019/01/24/220254